たぷろうさんから「アナタにはまだレイフの近況を調べようとする気力がある
だけ。。。」などとの文末曖昧なメールをいただきました。

気力があるだけ、なんなのよと、ちょっと突っかかってみたりして怒
なにをなにを、たぷろうさんがスティーブン・マッキントッシュのHPの管理人で
あるにもかかわらず、ころりとスティーブンのことを忘れてしまっているように、
私もとっくにレイフ・ファインズを忘れておりましたよ。
映画、まったく来ないしねぇ。

そぉ?お、それじゃぁと、気力をふりしぼって近況をネットで探ってみましたら、
ブロードウェイの舞台がひかえているそうな。
チェリー・ジョーンズとの共演で、アイルランドの劇作家ブライアン・フリールの
作品「フェイス・ヒーラー」。 

記事はこちら→

ダブリンで上演後、NYに移動とありますね。
演出は、アルメイダ劇場時代「ハムレット」でレイフにトニー賞をもたらした
ジョナサン・ケントですよ。

このジョナサンとレイフ、さらにライナス・ローチの組み合わせによる「リチャード
二世」「コリオレイナス」は、2000年にブロードウェイ公演の後東京に来たので
した。
あれほど客席に違和感を感じた舞台はありませんぞ。
それまで観てきたRSCなどの来日公演や、好きなピーター・ブルックの舞台など
とは客席の雰囲気がまったく異なり、なんだかアイドルを迎えるようなノリのアン
コールで、花をもった観客が舞台に駆け寄るといった光景にギョッとしたもの。

「コリオレイナス」で、マザーマザーと母親にとりすがってすすり泣いているかの
ようだったローマの武将レイフも忘れられませんけど。
それにオフィーディアスの色っぽかったことったら。バラ

昨年は主に映画で稼いで今年は収入にならない舞台。
ここ数年、そんなサイクルで生活しているのよね。