DC初日はペルーから一時帰国しているazuちゃんと観て来ました。

ポスターのイメージから頽廃感を膨らませすぎたせいか、勝手に
ベルトルッチの「暗殺の森」みたいな作品? 殺し屋だっていうし。
その殺し屋が映画の主人公に心惹かれるらしいなんて知れば、
「蜘蛛女のキス」みたいに?と願望をもろ思い描いておりました。

暗殺の森はともかく蜘蛛女のキスを宝塚でって?
そりゃぁ無理でしょう。
まぁこの願望は、CSの座談会を見た時点で崩れ去りましたけど。
去ってよかった。ポスターのイメージ覆されてよかった。

春らしく、ちょっと切なさ交じりのほのぼの系だったわけですが、DC
の小空間に合っている作品だと思いましたね。
稲葉先生のデビュー作、ただスクリーンの使い方は特に斬新といった
ものではなく、どこかで何かで見たことがあるような。

オサさんの喜びでもある下級生すべてに役が与えられているところは
よかったのではと。
そこがわさわさと騒々しい感じもしましたけど、それぞれが役つくりを
頑張って、生き生きとした舞台になっていたようにも思います。

新コンビお披露目、客席から桜乃彩音を観察する目は姑・小姑鬼千匹!
それでも小娘(役柄としてね)をからかうオサさんに、思わず顔がほころ
んでしまいましたよ。

このコンビで何作か観ていける幸せを感じつつ、何作も観てみたいとの
思いを深くしつつ、指を1本2本と折ってみては覚悟はできてる春の宵。。
揺れちゃうな~という気分で帰宅したのであります。
さて本日はお茶会ですよ。