「アデュー・マルセイユ」「ラブ・シンフォニー」
私の初日は、お江戸からのSさま、そしてazuママ、azuちゃんの
初日でもありました。

背広を脱ぐとベスト姿の肩からサスペンダーで吊ったような形
で、腋の下あたりに拳銃をおさめるあれはホルスターというもの
なのでしょうか?
正式にはなんと呼ぶのか、米国の警察物シリーズ番組がお好
きなたぷろうさんにそのうちきいてみよう。
私もあれがほしい。
今公演中いつも、家事をする時にも肩から左脇下にぶら下げて
いたい。
おもちゃの拳銃と一緒に通販で買っちゃおうかな。

だってオサさん、拳銃のホルスター姿がカッコ良く似合って、
国際刑事機構(だった?)の立さんに、素質を見込まれる場面
など、私のお気に入りとなってます。
ただ抜き取るおさめる、それだけなのにうっとり。
私もつくづく試してみたくなりました。

呑気にこんなことを書いてますが.......
芝居もショーもたまらなくサヨナラだ。
泣いたのだ。

芝居ラスト近く、「あなたのそばにいたいの」と訴えるマリアンヌ
に、「君の使命は、勉強してフランスに女性参政権を確立するこ
とではなかったのか」
「離れていてもぼくは君を思うことができる。君はぼくを思うおもう
ことができる」なんて言うのだ。ジェラールのやつ。

「いいかい、僕たちはより大きな未来にむかって進んでいくんだ」
君は君の未来。  ぼくはぼくの未来。
なんだこれは、オサさんが宝塚に残していく相手役に言って聞か
せているかのごとく、ではないですか。

ジェラール、マリアンヌそれぞれの旅立ち。
ほんとにオサさんは旅立たずにはいられない人なんだなぁ。
この間のDSで、どこか遠いところへ旅立ったばかりだというのに。

舞台がマルセイユだということを忘れてしまいました。
ジェラールが港から船に乗るために行く銀橋が、花の道となりま
した。
ジェラールを観ているつもりが、もうジェラールではない!春野
寿美礼その人をみている思いで胸があつくなりました。