長い間更新を怠ってしまいました。
8月に入ってからというものサーシャの体調が思わしくなく、月末近く
からは毎日の点滴で命を繋いでいるという状態でした。
母の介護、他にもいろいろ降りかかってきた事が重なり、PCを開いて
もメールチェックだけで自分のブログは放置しっぱなし。

ギブリは生きてるのか死んでるのかはっきりせよとメールを下さった方
がた、ご心配をおかけしました。

過去の記事を読み、ひょっとしてひょっとした?と、飼っていらした愛し
い動物たちを亡くした時のお話をメール下さった方。
海外にお住まいのオサさんファンの方。
お話したこともお目にかかったこともない方々からお優しいメールを頂
きほんとうに有難うございました。

オサさんのコンサートのチケット4枚はぎりぎりまで持っていましたが、
泣く泣く手放しました。
客席に並んで興奮するはずだったSさま、お仲間ぁ~
観ることができなかった私に、見逃すところがあってなるものかと微に
いり細にいりご報告下さったおかげで、劇場の空気感までも我が肌で
感じることができました。

梅芸の千秋楽の翌朝、17年間そばにいてくれたサーシャは旅たちました。

命の終わりに立ち会うとき、いつも励まされるのはホレイショーの言葉です。

  天使の群れは音楽を奏でつつ 平和な天国まで
               あなたのおともをして参りますよ
       (誰の翻訳だろう?小田島雄志でも福田恆存でもない)

いざなってくれる天使たちと一緒だったら、きっと寂しくはないはず。
シェイクスピアの優しさに救われます。

あれから1ヶ月、もう喉の奥がゲェッ!となるまで声をあげて泣くのは
やめよう。