2006年03月

月日は人を変える

手元にある「アパルトマンシネマ」のチケット、あと29日の千秋楽
だけとなってしまったよぉ~
あ~く泣いた。観るたびに涙がこぼれて、どうしちゃったの私?
でした。
26日にご一緒したazuママはどうだったのでしょうか?

ウルフとレオナードの深夜の語らい。
「俺にとっておまえとの記憶は、唯一忘れたくない思い出だったのだ」
子供時代の思い出とか過去の絆に弱い私は、レオナードが「イザーク
。。。」と気づくあたりから涙腺ゆるゆる。
BGMにも泣かされるのに「変らないな。あの頃とおなじ優しいスタンの
まんまだ」のウルフの声に、またまた嗚咽しそうになる。
オサさんとゆみこの二人が、胸に宿る滾る思いを抑えながら静かに聴
かせてくれるんだもの。
「月日は人を変える、今じゃレオナードとウルフだ」
繊細に変化していくオサさんの表情がたまらない。

そんな繊細な表情に出会うと、決まって思い出すのが英国のレイフ・フ
ァインズだ。そこのソファーでうつむき加減に身を沈めているのはレイ
フ?ふとそんな錯覚をおこしてしまいそうになるんだなぁ。
そういえばパレルモの時のコート姿なんて、コリオレイナスのレイフだっ
たよ、オサさん。

スポットに浮かぶアンナ。
「私を騙してる?」の問いかけに「愛してる、何度でも言うよ」と答えた
ウルフはもうそこにはいない。
ホテル・コンチネンタルで出会った者達、それぞれが帰るべき場所に
帰っていく時、ウルフが向かう先は死だなんて、アンナの哀しい予感も
切なくて、毎回号泣したいのを必死でこらえるのが大変ですわ。

あの小娘だったアンナが、真っ直ぐ前を向き毅然と歩いていく姿がせ
めてもの救い。アンナが通りかかった舞台後方そこに立っているのは
もうこの世にはいないウルフ。アンナの目には見えないのよ~~

 あなたはそこにいるわ。ただ目に見えないだけ。

恋人が死んだ時、こう言ったのはエディット・ピアフだった?

音楽昂まってオサさんの歌!
そして軽快な音楽にのって踊るウルフとアンナ、目と目を見合す時に
こぼれるような笑顔となる二人が初々しくて、こんなデュエットダンスを
観る日が来ようとは。 
この流れで、許せてしまいますな。突っ込みどころそれなりにあるじゃ
ないか、の脚本を。

この物語、ヨーロッパのどこかを舞台にしていてさまざまな人物が登場
するにしては、どこにも宗教観らしきものが見当たらず。民族色もなし。
それぞれの民族の宗教観といっても、あからさまなものではないですよ。
人物の生き様の底に感じ取れるそこはかとしたもの。
外国を舞台にした群像劇には、そういったものが描かれていてほしい、
とはいっても、宝塚ではややこしくなるだけですな。

アパルトマンシネマ

DC初日はペルーから一時帰国しているazuちゃんと観て来ました。

ポスターのイメージから頽廃感を膨らませすぎたせいか、勝手に
ベルトルッチの「暗殺の森」みたいな作品? 殺し屋だっていうし。
その殺し屋が映画の主人公に心惹かれるらしいなんて知れば、
「蜘蛛女のキス」みたいに?と願望をもろ思い描いておりました。

暗殺の森はともかく蜘蛛女のキスを宝塚でって?
そりゃぁ無理でしょう。
まぁこの願望は、CSの座談会を見た時点で崩れ去りましたけど。
去ってよかった。ポスターのイメージ覆されてよかった。

春らしく、ちょっと切なさ交じりのほのぼの系だったわけですが、DC
の小空間に合っている作品だと思いましたね。
稲葉先生のデビュー作、ただスクリーンの使い方は特に斬新といった
ものではなく、どこかで何かで見たことがあるような。

オサさんの喜びでもある下級生すべてに役が与えられているところは
よかったのではと。
そこがわさわさと騒々しい感じもしましたけど、それぞれが役つくりを
頑張って、生き生きとした舞台になっていたようにも思います。

新コンビお披露目、客席から桜乃彩音を観察する目は姑・小姑鬼千匹!
それでも小娘(役柄としてね)をからかうオサさんに、思わず顔がほころ
んでしまいましたよ。

このコンビで何作か観ていける幸せを感じつつ、何作も観てみたいとの
思いを深くしつつ、指を1本2本と折ってみては覚悟はできてる春の宵。。
揺れちゃうな~という気分で帰宅したのであります。
さて本日はお茶会ですよ。

わっ!!

今週の金曜日には、ドラマシティが初日ですよ。
「Appartement Cinema」(アクサン省略汗)。手持ちのチケ8公演。
もうちょっと増やして出かけついでに2公演観ることにしようかな、と
考えていたところにあの製作発表が!
「ファントム」!!
こっちに!こっちに通う!!で、DCは8回でいいだろうってことに。

といいながら私、「オペラ座の怪人」についてはその昔に劇団四季の
初演を観ただけで、特に心を動かされたということもなく、昨年公開の
映画も今頃になってやっとDVDを借りて見たものの、たぷろうさんが
いい!いい!と言っていたバトラーという役者にも心惹かれず、これ
といった感慨もなくあっさり見終えているのでありますよ。

宝塚版「ファントム」が「オペラ座の怪人」とどう違うのかなど、知って
いるはずもなく、たまたまHDDに保存してあった宙組の「ファントム」
を見た時には、楽曲で魅かれるものがないからと削除しそうにもなっ
ていたのでした。
が、が、フィナーレになった時のデュエットがビゼーの「真珠採り」の
アリアだったのが嬉しくて、いつかオサさんにもショーかどこかでこの
甘美な調べを歌い上げてほしいものだと、それだけを思っていたので
あります~
「真珠採り」のアリア、誰の演出版だったかファントムのラブソングだっ
たのだとか。ほ~ぅ。

サリー・ポッターが監督した映画「耳に残るは君の歌声」でも、この
アリアが効果的に使われていましたよね。タイトルそのまんま。
ジョニー・デップのジプシー青年とユダヤ女性との別れの場面のせつ
なさったら悲しい この場面だけで思いっきりジョニー・デップのファンに
なってしまいましたからね。

またケイト・ブランシェットがいい女を演じていました。
計算ずくで這い上がっていくことに必死にみえて、実は心根は純粋で
優しくて、ユダヤ人迫害の時代を一瞬の風のように通り過ぎていった
女。魅力的でした。

で、宝塚の「ファントム」は誰版「オペラ座の怪人」でしたっけ?
そこのところがいまいち分かってないと笑われそうですが。
製作発表でのオサさんの歌声「僕の叫びを 聴いてくれ~♪」に、心
が鷲掴みにされてドキドキ大 これが、魅かれる楽曲がないからと削除しそう
になったあの宙組と同じ歌だなんて!なんてこった!なんてこった!

じっくり聴いてあげますとも!
手を広げて必ず叫びを抱きとめてあげますとも!

思い出のエルヴィスよっ

エルヴィス・プレスリーの娘が、京都で何度目かの結婚式を挙げたという
記事を目にしたのは、銀行で順番を待っている時に手にとった週刊誌で
だったかな?
その記事には、エルヴィスが日本文化に心酔していたのでその影響だろう、
とも書かれてありましたけど、そうだったのかエルヴィス?

エルヴィス・プレスリーのアルバムで持っているのはゴスペルを一枚のみ。
そのなかの「神様だけが知っている」ばかりをリピートして聴いていた時期が
あったよな。
あの時は、人間関係に傷ついて疲れ果てて。
いいよいいよ、私の存在なんて神様だけが知っていてくれさえすれば!
なんてクリスチャン気取ってません? 強がって、でも自室にこもればこの
曲を聴いて涙していたとは。。。トホホ、なんだか小っ恥ずかしい思い出 ペンギン




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