2006年11月

ベニサンからの「黒蜥蜴」

tpt「黒蜥蜴」の座席表がtptサイトにもどこにも載ってない。
これはいったいどのあたりの席なのだろうか?と手元のチケットを
見ながら、見当もつかずにいる件について。
演目によって座席の組み方が異なるとはわかっているが、チケット
発売したのだから今からでもサイトに載せたらどうよ(怒)

tptブログでの、明智小五郎役の最後の発言、あれって共演者スタ
ッフ、ひいては観客を馬鹿にしていませんか?の件について。

この2件を、さっきまで電話でヤマちゃんに暗い声で愚痴り、ヤマち
ゃんのご意見を仰いでおりました。特に2件目。
ついでに「うたかたの恋」の春野ルドルフが、いかに麻実ルドルフを
超えたかをテンション高くさえずり、ヤマちゃんの機嫌をすこしばかり
損ね。。。。させたかしらね?ヒヨコ

今からtptへいきもう一度ブログを読んで来いとのヤマちゃんの指示に
従って、お稽古場の緑川夫人の立ち姿としな垂れかかるような横すわ
りの画像を見ていたら、くだんの発言も呆れてしまうtptのあれこれも
忘れて、早く観たいじゃないか!の気持ちがふつふつと沸きあがって
きましたからね、私も単純だな。

春野ルドルフの名古屋を観て、広島を観て、沢山泣いて、その次の
週末は墨田川左岸ベニサンだ!!

  「心の世界ではあなたが泥棒で、私が探偵だったわ。
       あなたはとっくに盗んでいた」

とろけるなぁ、この台詞。
  

ルパン

宙組主演男役に大和悠河が決まり、そのお披露目公演は梅芸DC
での『A/L』~怪盗ルパンの青春~なのだと訊いたときは、おそらく
演出家はルパンの映画を見たのだろうな。そこでタニにと閃いた?

そう勝手に決め付けたくなるのは、宝塚ってオサさんも踊っていた
白鳥の場面といい、世間での話題が静まった頃に取り入れてくる
どうしようもないズレ感覚、後手に回ってばかりで辟易よ、が多いん
だもの。
あれだって、あれだって。。「ファントム」のフィナーレ。。もう言いたく
ない。

映画「ルパン」は、2004年のルパン誕生100年を記念しての仏英
伊西合作。 わがパスカル・グレゴリーも出演しておりました。
豪華絢爛、あの時代のダンディズム満載、ただぞれだけという作品。
宝塚でのホン次第では、どうなのだ。。。? だからそのホンが怖ろ
しいことになっていないかと不安を感じる花組黒蜥蜴。(思いはそこか!)


映画「ルパン」公開時のオフィシャルは  →☆

サバ

BS Asahiの番組「イタリアへ・・須賀敦子静かなる魂の旅」を、こちらで
お知らせした当の本人が、予約録画に失敗して見ることができなかった
なんて、ああドジ!
DVDレコーダーで予約録画の設定をしただけでは駄目なことを、今回
はじめて知りました。チューナーの方もBS Asahiに合わせておかなくて
はならなかったらしい我が家の不可思議な接続汗

BS Asahiサイトを見ると、再放送の日は決まり次第お知らせ とあります
から、ご覧になれなかった方はその時を待つことにしましょうね。


須賀敦子を知らなかったら、ウンベルト・サバを知ることもなかっただろう
と思うのです。
かつてハプスブルク帝国に属したトリエステの地で生き、ユダヤの血が
流れるサバの詩から、こんなにも彼の人生に思いを馳せることになるとは。
日本とイタリア、異なる二つの文化のなかで生きてきた須賀敦子が、サバ
の人生の痛みに共感を覚えるのは想像に難くないことです。須賀敦子の
サバ。 私のサバは、須賀敦子が書き残したものから知るサバではあるけ
れど、それで充分だと感じています。


 

エネルギー革命

全ツ「うたかたの恋」「エンター・ザ・レビュー」の梅芸初日を小豆と、
千秋楽はazuママと観劇。

初演の麻実・遥コンビの気品と美しさにはどれも劣ると、CSで放送
された他組のものは一度見ただけで削除の憂き目にあってます。
星組での再演は観ていません。

で、今回の「うたかたの恋」。

  「マリー おまえは逢うたびに 新しい発見がある。。」

このルドルフの台詞を、そのまま春野寿美礼にかえしたい。
オサさんは決して過去に演じてきた人物と同じような役つくりをしない
役者だとの思いをあらたに、作品ごとに新しい発見の春野寿美礼を
観る喜びに浸ってきた二日間でありました。
さらに日ごとに変わる台詞まわしに演技、なんていうのがいいのか悪
いのか。。も付け加えれば、ほんとに変幻自在に化けることができる
人なのだ。

冒頭、音楽が流れてきた瞬間からのめり込むようにできている作品
ではあるのですが、緞帳があがってそこに立っている二人を目にして
即、魂を奪われました。
オサさん、ハプスブルクの皇太子になっている!
愛のない結婚に傷つき、帝国の崩壊の兆しを憂い、疲れて苦悩する
皇太子は青い花を求めて。。甦る遠い日の記憶に包まれながら、今
のこの舞台に魅せられている私。
オサルドルフが台詞を言えば、彼方から麻実ルドルフの声が戻って
くる。舞台は一人のルドルフ、脳内では台詞まわしの違う二人のルド
ルフが歩き回っているというファン冥利に尽きるのかなんなのか、め
まぐるしいぞの体験をしてきちゃいました~

ルドルフを好きだ好きだと、ただそれだけの思いを演じるマリーの好
きだ好きだ感が高まれば高まるほど見ているこちらも幸せ。
オサさん好きだからーーーマリーと同じ思いで客席からルドルフを見
つめていればいいのだから。 いとも簡単に娘役に感情移入できてし
まう作品だからこそ、宝塚の名作として残っているのね。

そんなことを思っているうちに終幕近くとなり銃声バァーーン!
ここで、なんて身勝手な皇太子なのだ情けないぞと歴史を恨めしく思
ってみたり。逝くときはルドルフ一人でいけと言いたいが、マリーのあ
のお慕い光線をまともに浴びてしまったら道連れせざるを得ないのか。
でも今回はかなり躊躇うルドルフで、ひざまずいて祈りをささげていま
した。

娘役のお慕い光線がすごいエネルギーとなって、オサさんちょっと屈伏
状態ではありませんか? 
「エンター・ザ・レビュー」愛しかない時のデュエットで、相手役に笑顔を
見せることのなかったオサさんがついに微笑みました。
エネルギー革命とよびたい。

真摯に歩む人生

「うたかたの恋」のお稽古場のニュース映像を見て、そうだったそう
だった。。
 「ロシア語はわからない。。」
ルドルフの台詞のこの場面が大好きだったのだと、はるか昔を思い
出しました。
長い足をもてあますように椅子に腰掛けたルドルフが、ロシアの歌姫
?(マリンカは酒場の歌手だったのか?記憶が曖昧)にロシア語で
ささやかれた時の台詞。 この後、静かにふせたまつげが妙に色っぽ
かった麻実れい。。。

あれから20数年の時が流れて、紫綬褒章を受章されたターコさん。
いい舞台を観せてもらえるだけで嬉しいのに、その舞台で演劇賞など
数多く受賞してこられた年月。帝国ホテル2階のガラスの壁に張り付
いてサヨナラを見送った日の記憶は、もしかしたら夢の中のできごと
だったのかもしれない。


以前「きまぐれがき」に書いたことと、今も思いは同じ。
そのままを引きずり出してきました。

麻実れいにとって、宝塚を卒業してすぐに出会ったジャイルス・ブロック
やデヴィット・ルヴォーなど海外の演出家との出会いが、演技の幅を広
くし型にはまらない柔軟な演技力の備わった貴重な女優に成長させた
のだと思う。それにくわえて他を圧倒する美しさと存在感。

彼女を見ていると、世阿弥の「風姿花伝」にある真の花、今まさにその時
を生きている人なのだとの思いがする。

演劇界で常に注目される存在の人は、
お茶会では、宝塚時代からかわらず椅子になどこしかけようとせずにファン
の間を歩いてまわる人。
4・5曲へっちゃらでお歌を歌って帰っていかれる人でもあります。

おめでとうターコさん。
「黒蜥蜴」観に行きま?すラブ





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