2007年01月

茶人逸翁ーー小林一三

小林一三没後50年追悼スペシャル「清く正しく美しく」
~この教え護り続けて~をCSで見ました。
阪急東宝グループの創業者で宝塚歌劇団の生みの親。

おぉオサさんトップたちは、うす紫の足袋をはいているのね。
腰をおとして、うす紫の足元ですりすりと舞う姿の色っぽさ。
前身ごろのお裾がハラ~と揺れると、裏地の紫が見え隠れする
色っぽさ。
若衆の鬘のポニーティールに結った髪が、舞うときに乱れ気味
となって、肩にかかったときの色っぽさ。
今回はなかったですが、この若衆集団が開いた扇を胸元にして
銀橋にすりすりと出てくると、客席の私は恥らってしまって恥らっ
てしまって、でも目だけは着物の裾のハラ~にくぎづけとなるに
決まっているのであります。
若衆姿は宝塚ならではの美、オサさんにとってこれが最後の若衆姿?
あの姿、ケースに入れて永遠に愛でていたい。。と黒蜥蜴の緑川夫人
になっちまいました。


父方の親戚で、その家に伝わる壷や蒔絵などを展示して、今は記念
館となっている白金のかつての住まいを覗くと、国宝や重要文化財
などと並んでいる茶道具に、小林一三との茶会で使われたものなども
あって、その家の何代か前の主人と茶会でのお仲間であったらしいこ
とが窺われます。
茶会での交流、当時の財界人たちは風雅でもあったんですね。

ジャクリーヌ・デュ・プレ

HDDに2年も入れっぱなしになっている「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・
プレ」。
なかなか削除できない、といってDVDに落として持っていたいと思える
ほど好きな映画ではない。
でもたまにジャクリーヌのオーバー気味ともいえる演奏スタイルを見た
くなると、この映画を見る。
エルガーを聴きたくなった時にもCDではなく、この映画で聴く。

自分の身体よりも大きなチェロを抱えて、親が「持とうか?」と手を差し
伸べるのを拒む勝気なジャクリーヌの少女時代の子役が上手い。
成人してからはあのエミリー・ワトソン。これまた演技派。
CDジャケットで見たジャクリーヌ・デュ・プレにそっくり。
フルートを吹く姉と、少女の頃は常に寄り添いあいながらも技と心を競
いながら大人になった二人。

原作は、その姉と弟の共著。
好きな映画だと言えないのは、いくらジャクリーヌの真実をといっても、
ジャクリーヌの病気がそうさせたからといっても、言葉を閉ざされてしま
った死者を曝すにはあまりにも酷な後味の悪さを拭い去ることができな
いからか。


この間、CSからオッフェンバックの「ジャクリーヌの涙」が流れてきたの
で画面を見ると、演奏していたのは韓国の女性チェリストだった。
ピアノはラテンのイケメン セルジオ・ティエンポでした。 →☆
               

なぜ?

その「オーランドー」をサリー・ポッターが映画化したのが邦題
「オルランド」。
このDVDを、azuママに強制的に見せたところ、azuママは混乱
に陥ってしまったのでした。

この時から、ヴァージニア・ウルフの名前をちょっとでも出そう
ものなら、azuママはなぜか身構えるようになったのです汗

オルランドを演じたティルダ・スウィントンは、へんに脂っけがない
ところが魅力でしょうか。 燕尾を着せて羽根を背負わせてみたい。

麻実れいの黒蜥蜴

麻実れい、「黒蜥蜴」で第6回朝日舞台芸術賞、第14回読売演劇大賞
女優賞を受賞されました。おめでとうございます。

読売演劇大賞では常連さんでもありますし、長年ターコさんの舞台を
観てきた者にとっては、なんらかの受賞をつい当たり前のごとく受け止
めてきてしまいましたが、年間上演される数多の作品のなかから注目
を浴びるだけでも容易なことではないのですよね。

朝日舞台芸術賞の選考委員の方々のお名前に、たまらなく懐かしい方
がいらっしゃいます。
ずっとずっとターコさんを見守ってこられたであろうその方。
ヤマちゃんも感慨ひとしおなのでは。

朝日新聞の受賞記事のターコさん。
「三島さんが選び抜いた美しい言葉を丁寧にお客様に届ければ大丈夫
との想いがしたんです。。。」
ターコさんのその言葉を操る自在さ、空間を満たす香しさと妖しさ、ほん
とうに魅惑的な黒蜥蜴でした。

「両性具有的な面を持っている人間と解釈し、黒蜥蜴に深く色づけする
ことができた」
あの男装のステップを見てしまうと、ヴァージニア・ウルフからのヴィタへ
のラブレターそのもののような小説「オーランドー」をターコさんでとの思
いが一層つのってきましたね。
友人にサリー・ポッターの脚色以外では考えられないところが辛いけど
と言ったところ、あらこれは春野寿美礼にとっておいてよと言われてし
まいましたけど。

「麻実の黒蜥蜴は美輪を超えた。。」の、とある評。
いや~そこまで言ってしまって。。。
三島戯曲の「黒蜥蜴」を美輪明宏が長い年月演じて来たからこそ、
乱歩の読者だけではなく演劇ファンにも注目される作品となったのでは?
その功績は多大だと思うのですが。

今年もよろしくお願いいたします

気儘な更新にお付合い下さり有難うございます。
皆さまにとりましてよいお年でありますように。

今年は何があっても驚かない、どんな時でも平常心。
心がざわついたら大きく息を吸って大きくはく。
すべての時を、深く心に刻みながら過ごしていきたいと思って
おります。

2年ほど前に買った時には、純白の花が満開だったデンマーク
カクタスは、花が終わり次の花の時期になっても頑として蕾をつ
けようとしなかった。
ところが、年末にホームセンターで目にした「花いっぱい」を水に
混ぜて与えてみると、もくもくもくもくと蕾が生まれて、あれよあれ
よとほころんで、またたく間に花盛りに。
それも色変わりしてピンク!

にぎやかに咲いてくれたけれど、カクタスとしてはまだ咲きたい気
分ではなかったかもしれないのに、無理強いしたみたいで花を眺
めては気がとがめてしまう。

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