2008年09月

少女だったから

オサさんも戻ってきてくれたし、これで心おきなく読書にでも集中する
ことができるかしら? 秋の夜は長いし。
ベッドのまわりには、途中で投げ出した積読本が数年に亘って放置。
それでも何時の日にかじっくり読みとげたいと厳選した本たちなの。。。
と言えないところが辛い。
ここ7・8年、かるく書評だけ読んで買う気になって利用するのはAm
azon ばっかり。
書籍を書店で手にとって、パラパラと内容や文体を自分の目で確認し
てから読むかどうかを決めるということがなくなったので、好みに合わ
ず途中で読書放棄。
ようするに無駄買いのなんて多いことかと、反省しながらもつい便利
なAmazonへ行ってしまう。遊んでしまう。長居してしまう。

昨夜、たまたまTVをつけたところ、ロシア語講座の番組かなにかで、
現代ロシアの作家へのインタビューが流れていました。
私の中のロシア文学といえば、トルストイなど帝政時代の作家たちを
読みふけった学生時代なればこその気力と、ソ連時代のソルジェニー
ツィン、ちょっと遡ってパステルナークの話題作を数冊読んだだけで、
ペレストロイカ後の作家をまるで知らない。

そういえば「カラマーゾフの兄弟」を雪組がするんですね。
長男はミズさんでしょうが、陰気な無神論者イワンはゆみこちゃん?
金髪サラサラ美青年のアリョーシャは?
その昔ラジオで「グルーシェンカは~♪どうのこうの。。。」という歌を
聴いた時はびっくりしたなぁ。
どうもカラマーゾフ一家を歌った歌らしかったですが、なんじゃありゃ?
でした。

話を戻して、TVでインタビューを受けていたのは、リュドミラ・ウリツカ
ヤという初老の女性作家。
著書「それぞれの少女時代」について、スターリン時代を生きる少女
たちを、鮮やかでリアルに描写できる秘訣はなんでしょうの質問に、
「私もかつては 少女だったからよ」。おちゃめにお答えになられた。
即この本、読もう!
私もかつては少女だったんだ!忘れていたけどそうだったんだ!

さっそくAmazon にて注文。
この作家を国際的に有名にしたのが「ソーネチカ」だと知り、これも注文。
さてさてこのお買い物の結果は?

My Heart 梅芸千秋楽

お昼の公演はDVD撮り。
客席降りでの至近距離で、アホ面さらさないように気をつけなきゃの
自意識も、幕があがったらすっかり忘れてしまって、どうか写り込ん
でいませんように。


最終回(とオサさんは言いました)。
「幕が開く前から客席が盛り上がっていたようで、私が出ていないの
になんで? でもなんとなくわかります」
オサさんは楽屋で察していたみたいで、この回には全ツ組の花組生
が大勢。開演前、客席から18・19人...と数える声も聞こえて、最後
に白磁のごとく白く艶やかなお顔のマトブンが、案内の人にかなりの
遠回りをさせられて着席。場内爆笑。

アデューマルセイユを歌い終わった後、花組生たちが座っているあた
りを見ながら「懐かしいねえ。今日は(客席に)シモンとか。マリアンヌ
もいるのかな。マルセイユに帰ってきたみたいですね」
アランフェスではマトブンと抱き合っていました。


最初のうちこそ、オサさんの英語の歌が耳慣れなくて、帰宅してはご
本家のCDを聴いてみたりしたけれど、やっぱりオサさんの歌声が心
に響く。
哀愁と甘美、奥行きと広がり。歌の上手い人は大勢いても、私はこの
人の歌声から雄大なロマンを感じるのだ。
その歌声を再び聴くことができる幸せと歓び。
なによりもオサさん自身が幸せそうなのが嬉しかった。

「初めて逢ったダンサーやコーラスの方たちと、最初は緊張しながら
お稽古をしてきたけれど、みんないい方たちで私が私でいられるよう
に一生懸命私を支えてくれながら、最高のパフォーマンスを見せてく
れました」と涙ぐむ。
それはね、オサさんがNature Boy の歌詞の一節そのものを生きて
いるからですよ。

The greatest thing you'll ever learn
Is just to love and be loved in return

前世は旅人だったらしいオサさん。
もしかしたらこの少年とは。。。オサさん?

初めてのメンバーとひとつの物を創り上げていくスタートが、指揮者を
はじめ温かい方たちに恵まれてよかったね。

3階のお客さーん!イェーイ!から2階イェーイ!1階イェーイ!
タカラジェンヌ イェーイ!に、花組生たちもヤンヤと沸いていました。
もう一度My Heartを歌った後、客席からの歓声に応えて大好き大好
きを言い合っているうちに、オサさん男役っぷり満載で「ついて来いよ!
オレについて来いよぉ!次に進むぞぉ!立ち止まるなよぉ!」
イェーイ!と拳を振り上げている私の姿、家人には絶対に見せられま
せん。。。
オレ?オレって言ったよね。ソデに引っ込んだオサさんが出てきて「男
役を卒業したんだった。ついていらして」と左腕をボリボリ。

終わりを告げる場内アナウンスが、歓声で何度かき消されたことか。
ファーストコンサート、幸せをかみ締めました。
ファンであっても、さすがに歌姫と呼ぶのにはこそばゆさを感じてしまう。
でもオサさんご自身が今のところはシンガーとおっしゃっているのだから、
目指してほしいぞ、世紀のディーヴァ。
それだけではなく、ストレイト・プレイの分野も視野に入れてほしいのよ!


ハワイには行かないので、DSまでお預け。
これが、他OGのDSと三日れんチャン。

今は虚脱

ほとんどしたことのない出待ちで、昨夜はオサちゃーん!と叫んで
帰宅。それからずっと虚脱。

セリーヌ・ディオンがなんだ!
サラ・ブライトマンがなんだ!
アンドレア・ボチェッリがなんだ!
  いえみんな好きなアーティストですが、今はこの気分。

オサさんが歌うことによって生じるドラマに魅かれる。
うす紫のドレスで歌う美しい日本語。
帰ってきてくれて有難う。



My Heart 梅芸2日目

東京に帰られたSさまの新幹線車中からのメール「今夜は満月。。。」
に、ああ十五夜だっんだと気づく。
関西の空に浮かんで見えたのは朧月。
      お月さまぁ~今日も幸せだったよ~

男役の衣は脱ぎ捨て。。。確かに私が観た日の青山劇場では、宝塚
の歌を今の春野寿美礼として歌っているといった印象でした。 
それが、何時からなのか?梅芸では完全に男役の衣をはおって、い
やいや着込んでお歌いではないですか!
あかねさすの主題歌を歌うオサさんは、どこから見てもにじり寄ってい
く中大兄皇子そのもの。 
歌に入り込めば、自ずとその時の役柄になってしまうのは、ごくごく自
然のことゆえこれからも宝塚時代の歌は歌ってほしい。
昼の部のアランフェスの終盤、ステージ前の客席で身を仰け反らすよ
うにして歌い上げる姿は、慟哭と陶酔が同時におそってきたかのごと
くで、思わずオペラを持つ手に力が入った一瞬でした。 

夜の部。両隣と前後の席に男性。
左右の肘掛を占領されたので身を縮めていたのが、客席を通るオサ
さんの動きに合わせてそれぞれが身体をねじったり伸ばしたりしてい
るうちに気が着けば肘掛空いてた。

カーテンコールでは、客席からの「オサさん歌って!」の声についで
アンコール!アンコール!の歓声、歌う歌はもうないなんて言っていた
オサさん、指揮の塩田先生にも促がされてMy Heartを歌って下さっ
たのでした。
スタンディングしたままで、しみじみと耳をかたむけたという図。
伝わってくるな~詩の心。
立場は違えど同じ時の流れのなかにいたんだもの。

My Heart 梅芸初日

懐かしい劇場に戻ってきた感慨を、言葉にしようとするとグダグダに
なってしまって、言いたいことが言えずにへなへな笑ってるオサさん。
かと思えば、ジェラール、憶えてる? ほんとかっこよかったよね。
ぼそぼそとつぶやいてみたり。
今日のオサさんのMCは、どことなく恥ずかしそうでもありました。

青山劇場で観た時とほぼ同じ座席、一桁列のサブセンター。
なのに音響がまるで違って、梅芸のほうがオケとオサさんの歌声の
調和が素晴らしく、こうでなくちゃと陶酔。
歌も青山での千秋楽までに、どんどん歌いこまれていかれたので
しょうね、春野寿美礼の個性を輝かせつつ聴かせてくれました。
しみじみ聴いていると、どの歌もたまらなく好きになって、英詞を解っ
ているかのごとく味わっている私。

口元を固く閉じ口角をきゅとあげるオサさん独特ともいえる表情が、
今回のメイクではより際立って、なんだかそこだけ少女のよう。

アンコールでの
3階のみなさ?ん!元気ぃ!?
2階のみなさ?ん!元気ぃ!?
1階のみなさん 元気だよね!!
オサさんが帰ってきて、また客席への呼びかけを訊ける幸せ。

。。。ちっとも纏まらないわん!

My Heart 梅芸初日もせまって

客電が消え暗闇となった客席に、扉から飛び込んできた人影。
もう遅れてきて!やな人!と思うまもなくライトに照らされ、ステ
ージに向かって駆けていったその人は、オサダくん。
2005年の今日が初日だった「I GOT MUSIC」。

光源氏の頬を伝わる涙をみてしまうと、オサさんの姿が霞んで
しまうから泣くまいと必死でこらえていたにもかかわらず、観る
たびごとに涙にくれていた退団発表後の「あさきゆめみし」。

思い出深い梅芸にオサさんが帰ってくる!!
ファーストコンサート「My Heart」。

明日の初日を観て。
翌日を観て、観てのダブルヘッダー。
その翌日は家でモンモンと過ごして。
最終日を観て、観てのダブルヘッダー。

きっとまた、友人たちみんなと夢見るような目となって幸せだね
幸せだねを連発しているうちに、家に帰りたくなくなるのだわ。

英語ばっかり。。。ガックシ。。。
電飾。。。あの分割は。。。意味ないじゃん。。。
青山劇場で観たあとに、言いたいことを吐き出したら、愛おしさが
つのってきちゃって、なんじゃらほいなのです。(テレかくし)

My Heart 青山 私の初日

初日を観たMさんからのメールには「和製セリーヌ・ディオン」とだけ。
「マニッシュな衣装のJKを脱ぐと可愛いパフスリーブとか?」の返信
に「観てのお楽しみ」!!
なんなんだよ!?
ラスベガスや来日ライブでのセリーヌ・ディオンの衣装は、どれも
かっこよく可愛くて、ああオサさんもこんな衣装を着てほしいと思って
いましたからね。

観てきました!聴いてきました!
なるほどなるほど。
オサさんって、ほんとうにセリーヌ・ディオンが好きなんですね。
プログラムにもA New Day Has Comeのアルバムが、ヘッドホン
と一緒に窓辺にさりげなく置かれた写真がありました。
退団後初めてのトークショーの時に、来日ライブに二日間通ったと
おっしゃっていましたっけ。実は私もその会場にいたんですけど。

オサさん、セリーヌの曲を2曲、カバー曲も何曲か歌っておりました。
A New Day Has Come
真新しい日が訪れたのよ そう新しい日が始まったの
あなたのおかげで 辛かったことが喜びに変わり 弱かった私が強く
なれた。。。新しく生まれ変わった今のオサさんのスタートにふさわし
い歌ですね。
To Love You More
TVドラマの主題歌だったので、聞き覚えのある方も多いのでは?
私が愛するその腕で、もう一度抱いて。。。え?オサさんの口からそ
んなぁなんて拒絶反応起こさないで下さいね。
今回はほとんど和訳の歌詞では歌っておりません。英語のまんま。
意味分からない、すなわち思いがいまいちストレートに伝わってこな
い歯痒さがあって、オサさんの歌声で詩を心に刻みたい私は途惑っ
てしまいましたよ。
感動を!それには日本語で! と御願いするところであります。

セリーヌもカバーしているNature Boy は大好きな曲。
オサさんの歌声とピアノが静かに優美に絡み合って素敵でした。

宝塚メドレーの時の、後ろでゴムでしばっただけの髪型は、セリーヌ
がしていたなぁと思い出しながら見ていたら、なんだかオサさんのお
顔がセリーヌ・ディオンに見えてきちゃいました。
とくに横顔の耳下からの頬のライン。目まわり。

その宝塚メドレー、ずっと英語の歌が続いた後の耳には「冬物語」な
どの和物のメロディに一瞬引っかかりを感じてしまいましたが、そこは
慣れ親しんだ宝塚メロディ、オサさんのあの時あの時が目の前に浮
かんでは消えまた浮かび、舞台のオサさんの姿は涙でかすみ、しばし
過去へとタイムスリップ。 あなたはそこにいたのだね。。。by光源氏。
そこはなんて光り輝くところだったかと、また泣く。

そうだ、オサさんも泣いちゃいました。
アンコールの「終わりない旅」を歌い終わった後、感極まったのか幼子
のような泣き顔になり、しばらく声を発することができませんでした。

センスのいい電飾なんて、なかなかお目にかかったことがないので、
目障りになるようなものだったら無いほうがいいと思っています。
飛ぶ鳥がぶつかり合ってしまったり、薔薇の花びらがあまりにもせか
せかと散り急ぐのはいただけなかったです。
舞台稽古でご覧になられた方々、とくに酒井先生は何にも感じなかっ
たのかちょっと疑問に思いました。

オサさんの伸びやかで艶やかな歌声は素晴らしく、どの衣装もよくお
似合いで、メイクも眉がきりりとあがって私好み。
柔らか素材のドレスを着ても、歩き方は男前なんだと嬉しがって帰っ
てきたところです。

My Heart 青山初日

ついに9月が来た!と気分高揚、あっという間に2日が過ぎて、
いよいよ本日初日ですよ。

初日の様子を読んだり訊いたりした後に、私の初日。
気になるのはメイクと衣装のみ。
いや何から何まで心配だーーー

ともあれ、幕が上がった感慨を、友人たちはどんなふうに伝えて
くれるのか楽しみに待つことに。
血液が循環するドクンドクンという音が聴こえてきそうな、静けさ
と緊張。



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