2009年03月

なんと!グルジアを!

Yahoo!ニュース。
なんとなんと、グルジアと呼ぶなと。ジョージアと呼べと。
いくらロシアと険悪だからといっても、あの国はグルジアだ。
ロシア語表記はイヤだといっても、あの国はグルジアだ。

プーシキンが詩にうたったグルジア。
その詩に甘く切ない調べをのせたラフマニノフ。

歌うな、美しい女(ひと)よ、私の前で
悲しいグルジアの歌を

グルベローヴァもキャスリーン・バトルもバーバラ・ヘンドリックスも
スラヴァもドミンゴも、巻き舌でグルルルル~ジア~♪と歌った
グルジア。
グルジアがグルジアだからこそ、プーシキンの青春の、異国の娘と
遠い岸辺に想いを馳せることができるのに、ジョージアだなんて。
ここはタラか。風と共に去りぬの世界になってしまうじゃないか。

いいもん。私は巻き舌でグルルルル~ジアと呼び続けるもんね。


さてと!明日は梅芸千秋楽ぶりのマルグリット!!
友人は東京マラソン参加。日頃から趣味の話しになるとてんで噛み
合わない私たち。お互いよい一日を!!

夏時間の庭

たぷろうさんのブログを覗いてみたら、おやギブリへのメッセージが。

 シャルルのこんなのあるでよ、ギブリさん! 「夏時間の庭」


そうこれ見たいと思っている。
シャルルが、伊の文豪アルベルト・モラヴィアの「倦怠」の映画化で、
17歳のいらつく小娘に翻弄される大学教授を演じたばかりに、役柄
と実像を混同してへたれ男の烙印を押してきた。
シャルルの代表作だとは思っているが、私たちの間では、「おまえバ
カか」呼ばわり。
そのシャルル・ベルリングが、結構歳くって久しぶりに私たちのもとへ
帰ってくるのだ。
ビノシュは金髪にしてますな。

私好みの家、インテリア。
このところ沈静化している、アンティーク家具が欲しい病が再発しそう
な映画だ。

で、これはフランス映画祭の出品作だったのね。
フランス映画祭といえば、常連のはえさんのHPを訪ねてみたところ、
2004年を最後にどうやらお出かけなしのご様子。
あの頃は、パスカル・グレゴリーなんかが来ちゃってはじけたよのう。

出かける前には体調がくずれる

サーシャが40度をこえる高熱でダウン。
三日三晩傍で付き添う。

心臓に負担がかかるからシャンプーはするなと言われていたので、
ここ1年ドライシャンプーだけのどう見てもさっぱりしてない薄汚れた
犬を、これまた薄汚いみなりの人間が抱いて獣医に連れて行った。
まだまだ長生きしてもらわなくちゃなと、ドクターがホッペをなぜて
くれたのに、診察台の上で恐怖に慄いているサーシャはゆさゆさと
大振りに震えているだけだった。

高齢なので心配したが、処方してもらった薬が効いたのかみるみる
うちに元気になってくれた。
血液検査の結果が出た。
悪かった心臓の数値も安定していた。

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17歳 男性。
日頃性別を忘れているのでハッとする。それにしても男性って。

この日曜は日生だ。行けるわね。

   

マルグリットでジュリエット・ビノシュ 見っ~け

動画サイトを見ていて今頃になって知ったのが、
「マルグリット」のACTシアターの初日にジュリエット・ビノシュが見に
来ていたこと。

SさまKさま、黒髪の外人に気がつきませんでしたか?
多分近くのお席だったはず。

ビノシュが何故この時期、日本に?
はは~ん、これね。
             ⇒☆

マルグリットのACT初日は、この舞台「in-i」のプロモーションで来日中
だったらしい。


ビノシュは、「マルグリット」の演出家ジョナサン・ケントがアルメイダ劇
場の芸術監督となり演劇ファンの注目をあび始めた頃に、ジョナサン
演出の「ネイキッド」に出演して好評だった。
これがルイジ・ピランデルロ原作。
つい最近TV中継があった「山の巨人たち」の作者だ。
「山の。。。」は麻実れいが出ていたので見たが、難解で一度見ただけ
では理解できず、でもどこか惹かれる作品だった。

どうもピランデルロの戯曲は日本だけではなく、イギリスでもほとんど忘
れられていたようで、「ネイキッド」という演目にも注目が集まった。
プロデューサーなのか演出家なのか、その眼力で魅力ある作品を見つ
け出し日の目を見せて結果は好評をはくしたのだから、ピランデルロとし
ても満足だろう。

そうその「ネイキッド」に出演したおりの仏人ビノシュの英語はなかなかの
上達ぶりで、英語至上主義のイギリス演劇界(シェイクスピアが生まれた
ばかりに、罪だわねぇ)を納得させるものだったとどこかで読んだ。
ただし、彼女の言葉よりもエモーションを大事にする演技が、英国舞台人
には新鮮に映った(そんなふうに割り切ったのか)と書かれていたものも
読んだ記憶がある。
まぁ観る者を納得させてくれりゃあいい。

日付が変わってしまいましたが「マルグリット」日生劇場初日
おめでとうございます。
歳だ歳だとヘロヘロしながら、またもや日帰りダブルヘッダーで
観て来るのだ。嬉しっ!!

サウダージ

「SAUDADE」
サウダージ、この言葉の響き、意味を知り、想いはポルトガルに
飛んだ。哀愁に満ちたファドな世界を観るのだと勝手に思い込んで。

ではなかった。
一幕はチェスの駒が転がっているステージ。
その駒を操る人物、操られる人物。我々の人生はチェスボード上の
駒にも似てということらしい。
ポルトガルもファドも関係なかった。

稲葉先生、これが2作目?
ニ幕の芝居で、言葉の最後を舞台上の人物がまわしていくやりとりに、
懐かしいぞアパルトマンシネマ! あれもちょうどこの時期、早春だった。
でもこの手法って、個性を際立たせて各々の人生が浮かび上がるよう
な演技者が揃っていないと無理ね。

瀬奈じゅんはかっこいいのに、作品世界に入り込めず消化不良気味。
キラキラ装飾いっさいなし、胸元の白チーフだけの黒燕尾姿は、装飾
をもぎ取り剥ぎ取りの麻実れい好みではないか!!
これぞ男役の美!極上の美よ!


帰宅すると、楽天レンタルから「つぐない」と「譜めくりの女」のDVDが
届いていたので明け方まで見てしまった。
「つぐない」の最後、ヴァネッサ・レッドグレーヴが語る真実に、君は
異国で。。。ドーバーの白い崖。。。この切なさ、どうしたらいい?
つぐないを神に請うことしかできないのか?
たぷろうさ~ん、「譜めくりの女」にパスカル・グレゴリーが出ていたよ。
ストーリー展開上とはいえ、出張で留守している夫の役って。。。
為所ないのう。仕事選べよ。

マルグリット こうして終わった

3月5日 マルグリット 梅芸千秋楽。

春野寿美礼の過去のあれもこれも大好きだけど、なんてったって
一番好きなのは、いつも今の春野寿美礼!!
久しぶりにやっとお逢いできたazuママと二人、「だよね」とうなず
き合った。


だけどあの人は 誰ともちがった
私を素直な 少女にかえたの

そうよ なぜあの日 別れたりしたの
なぜこんなことに なぜこんなことに


犬の散歩をしながらだって歌ってしまう。
こんなにいい曲だったんだ。
WE版を聴いた時、惹かれる楽曲がない、ミシェル・ルグランは好
みじゃないと言い切ったのは誰だ!
「シェルブールの雨傘」では寝たし。。。とほざいたのは。
どちらかというとニーノ・ロータ派だったのだから。

今は震えるほど好き。泣きたいほど好き。

パリが解放され世界は変わろうとしているという時に、なすすべも
なく立ち尽くす女。
走っていって肩を抱いてあげたい。←こればっか。
クリスティーヌが顔の傷を見せてくれというから、見せてあげたら逃
げやがった。エリックになんていう仕打ちを。あの時も走って行って
エリックの背中を撫ぜてあげたかった。

オサさん、梅芸に移ってから芝居も歌もすごく良くなって、高みに突
き抜けたと感じた。←自分で書いてなんのこっちゃ。
マリア・カラスを聴くと高音の神々しさに思わずひれ伏したくなる、あ
の状態を言いたいのだ。オサさんの高音がまさにそれ。
ACTで観た時よりずっと良くなり、1日あけて3日に観た時から格段
に良くなっていた。

日生がますます楽しみ。アルマンのベッドでの手の動きも恋人らしく
なってきたし。その場面、2列3列でもオペラあがりますよ、奥さん。

カーテンコールでのマルグリットはひかえめなんだなぁ。
何かをふられても、すがる様な表情でマリオ君や寺脇さんを見てる。
その彼等+山崎裕太君は、役柄とは打って変わってお笑い系には
しる。
おっマリオ君はちょっとしたコメントも理路整然。品行方正な若者と
いうか、なにをしても楽しくて楽しくてしかたがない坊やふう。
寺脇さんに陰の親分と紹介された横内さん。
「マルグリットをいじめてごめんなさいね。ボクほんとは優しいんです」
横で寺脇さん裕太君は仁義を切るポーズ。この二人のお陰で、事の
終わりの悲劇を引きずることなく、非日常から日常へスムーズに帰
還することができたのかもしれない。

とにかく春野寿美礼!万歳!

マルグリット 梅芸千秋楽前夜

哀しみのチャイナドール 運命がかわるなら

いつの日か救われる だれかに

アルマンが歌うこの瞬間、マルグリットの表情があかるく変わる。
フランスにとってドゴールの自由フランスが希望の光だったように、
マルグリットはアルマンが希望の光に思えたのかもしれない。
きっと解き放たれる時がくる。

恋のはじまりを堪能した下手ピアノのまん前のお席。
Sさまのおっしゃるとおりでしたよ~

自分よりずっと年下の男娼に溺れていく女、カレン。
おなじように年下のピアノひきの青年から恋焦がれられる娼婦、
マルグリット。
東と西でやっかいな恋の成り行きを見守る私たち。

こちらは明日が千秋楽。
とうとう手元に残るは梅芸最後のチケット。

あああ、この公演は散々な体調だったのだ。
私にとって魔の2月。
そろそろめまいの時期だと思っただけで、ほんとにめまいに
おそわれる。
それでも薬をのみながら通えた。
昨夜のトークショーでは、えっ!?と思わずこちらが声を発して
しまうようなオサ発言などなどがあり、楽しくてめまいは消えていた。
けど帰りは車に倒れこむ!
梅芸の日と薬をのんでまどろむ使い物にならない日を交互に過ご
して、ああもう明日で終わっちゃう。

PC画面をスクロールするだけでめまいがするので、ここまでで許し
てね。
トークショーの様子などまた後日。
そうだ、一言。
オサさんのお顔って、ずっとずっとずっと昔、河合奈保子ちゃんヘアー
にチェックの肩紐のあるスカートをはいていた中学生の頃に戻った?
いえ、トークショーでそんなふうに感じたもので。

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