2010年03月

じっと春を

昨年死んだサーシャがまだ生きていたとしたら、この3月で18年目に
なるのか。
一瞬でもあの子のことが脳裏をかすめると、胸にナイフが突き刺さった
ような痛みがはしる。泣いちゃう。
死んだ子の歳を数えているうちにすっかり忘れていたけれど、今月は私
の誕生月でもあったのだ。
それを思い出させてくれたのは、Dolce からとB'z のFC (小豆から強
制的に入会させられてます ) からのバースデーカード。
オサさん可愛い。いつもお訪ねする某所の入り口の画像のポーズ違いだ

昨日はミゾレがぱらついていた。
春のおとずれは足踏み状態なのか、アリもまだ巣から出てこない。
桜も咲いてよいものか戸惑っていませんか?
公園に見に行ってみると、咲いている枝もあるにはあるがまだ五分咲きと
いったところだった。

アリといえば、一番アリに出逢った日を毎年カレンダーに印をつけている。
(その年の最初に見たアリを、一番アリと私は言ってます
あれは、凍えるような寒さの2月はじめ。
テラスをツツツツツと歩いている一匹のアリを見かけた。
いったいどうしたの?巣の中で春が来るのを待ってなきゃダメよ。
外で餌を探しているアリは老齢のアリだっていうし。木枯しは身体にさわるわ。
通り道にクッキーを粉々にして霰のようにまいてやった。
ツツツツツ 歩きまわっているアリを、しゃがみこんで見守っているこちら
が冷え切ったので、サヨナラした後、ばったりと未だに、どのアリも姿を現
してはいない。
巣の中で暖かくなる日をじっと待っているのね。


ずっと過去の記事にも拍手を有難うございます

 名無しさま
  いえいえ、私も友人からコピーしていただいた記事で知ったのです。
  嬉しくて、丸ごと手元に残しておきたいと本も買ってしまいました~
  橋本じゅんさんとのやりとりのくだりは省いてしまいましたが、間とバラ
  ンスというか、絶妙なのですよね。
  宝塚時代のオサさんの舞台もご存知なのかと思わせる評でしたね。
  河合氏が台本を構成された『ヘンリー6世』を観たいのですが、はてさ
  て行けるかです。

記憶が流れ出て

フランスのタルヌ=エ=ガロンヌ県の古い農家だった館を憩いの場と
している友人から、近くの小さな村に映画のロケ隊が来たことがある
と訊いてはいたけれど、それが『シャーロット・グレイ』だと知ったのは
つい最近のこと。
DVDを何年かぶりでまた見てみた。
第二次世界大戦下、美しい風景の中で繰り広げられる対ドイツのレジ
スタンス活動の悲惨な物語。

ここぞとばかりに多用されるケイト・ブランシェットの顔のアップ。
監督は「オスカーとルシンダ」のジリアン・アームストロングなのだった。
納得。

マイケル・ガンボンってこんなに素敵だったのね!
おじさまに心を奪われる昨今であります。

そして前回の、BWでの宝塚の男役風味のダンスは、宝塚そのものを
イメージしたのだーーーあら~ほんと?のつづき。
いったいどこまでひっぱるのか
だって、闇の中にうずくまっていた記憶の塊が溶けてきたのだもの。
いや、当時の資料を探し当て読みながら思わず膝を打ちましたのさ。

深目にかぶったソフト帽のふちを指先でつまみ、片方の手は腰に軽く
あて、上体を少しだけ前に倒しながら、その肩はキザに前後に動かし、
出てくる片足は爪先立てて、これまたクサーイ弾みがついている。

これをチタ・リベラがやったらしい。

私も立ってやってみた。
なんとなくわかる。宝塚の男役になった気がした。

チタ・リベラやBWの振り付け家は、男役のダンスを宝塚の客席でしっ
かり記憶に刻んで、BWに持ち帰ったのでした。
当時チタは大地真央に、アナタのイメージで演ると言っていたらしい。

そういえば『エドウィン・ドゥルードの謎』で、主役の男性を女優が演じて
もいた。
この作品、日生劇場で上演が決まっていたのに、土壇場になって演目
が変わってしまいあれれ~??なんてことに。
後々まで、尾を引きましたな。


拍手を入れてくださった方々、有難うございます

 junkoさま
  ドラマチックな歌といえば、DSの時のような「パダンパダン」とか。
  ベコーの「ワルソーのピアニスト」などどうでしょう。
  オサさん、ピアニストになりたかったそうですし。
  歌の合間に素敵な台詞がちりばめられていて、あっ、でも男性一人称
  の歌詞です。
  この歌を聴くと、池田理代子の『オルフェウスの窓』のレーゲンスブル
  クの音楽学校を思い出してしまいます。過ぎ去りし青春の日よ。。。

なるほど白燕尾

昨夜もまたTVで9時から『追想』を、11時から『アビエイター』を見てし
まった。今日は眼のショボショボに加えて、眼の下の筋肉のヒクヒクピ
コピコが気持ち悪い。

前回のつづき。
『悲劇喜劇』の演劇時評、河合氏がおっしゃるところの「この二人が
出逢うだけで素晴らしいプロダクションになってしまうわけですけども」
の平幹二郎と麻実れいの『冬のライオン』。
はい。平幹二郎に拮抗できる女優として麻実れいは誰しもが納得の
いくところだとは思う。
でもそれだけではなく、このプロダクションがグローブ座終了後に、6
ヶ月に亘って日本を縦横に移動する過酷な旅公演でもあるということ
を考えると、よっぽど演劇への愛が深くなくては、麻実ターコさんのよ
うな選択はできません。と言い切ってしまおう。
スケジュールを見た時にはめまいがぁ~~
しかし小林十市さんは元気だ。ブログでの旅先からの写真なんか、彼
いつも宙を舞ってます。

そして、エエ~~~ッ!!とびっくりだったのが『蜘蛛女のキス』のとこ
ろでの山口氏のご発言。(演劇時評は、東大大学院准教授の河合
祥一郎氏と朝日新聞論説委員の山口宏子氏との対談形式なのです)

日本初演の時の話しに続いて「プログラムにBWでオーロラを演じたチ
タ・リベラのインタビューが載っていて、BW版は宝塚の演出の影響も
受けているという話をしていた」
ほんとぉ!? 引っ張り出してみたプログラム。
何故か日本初演版は見つからず、これは1998年再演時のもの。
そのようなインタビューは掲載されていなかった。
話しの流れから日本初演版プログラムのことなのだろう。

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↑蜘蛛女/オーロラは麻実れい。
今、我が家の庭に咲いているお花を捧げてみました。失敗。。。

で、びっくり演出場面というのがこの白燕尾。
オーロラが白燕尾姿でアンサンブルの男性たちを引き連れて踊る場面
は、BWでの上演時からまさしく宝塚の男役のイメージなんですって!!
知らなかったわぁぁ。
当時話題に上ったかしら?記憶が消えたのかしら?

巨匠ハロルド・プリンス
1993年のBWの舞台で繰り広げられていた白燕尾のダンスは、宝塚
からパク。。パクってくれたというわけ。。。いえイメージしたのです。
この場面、トニー賞受賞のチタより麻実ターコさんのほうが圧倒的に格
好よかったそうです。
そうでしょ、そうでしょ。忘れられない場面となってます。

荻田浩一版は未観。

魔法の力

昨夜は、TVで9時から『ジュリア』11時から『カポーティ』が放映され
たのを見続けてしまったので、今日は眼がショボショボ。
何回も見ているのに、つい見てしまうのよ。


演劇評もろもろのコピーをいただいたにもかかわらず、やっぱり買っ
てしまいました『悲劇喜劇』。Sさまぁ~

もうね~なんというのか。
一行読んでは、掲載されている河合祥一郎氏の顔写真を見に行っ
てみたり。
お名前はよく目にするけれど、氏のお顔をこんなにもまじまじと見つ
めてしまう日がくるなんて。

シェイクスピア学者。氏の著書で読んだものといえば翻訳された
『ピーター・ブルック回想録』のみの私ではありますが、なんだか嬉し
いの。
  
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だってだって、前述の雑誌での「演劇時評」における河合氏の
『ファニー・ガール』評がですよ~

   春野寿美礼の力量が十二分に発揮された魅力的な公演。
   主人公の人物造形が見事にできていた。
   恋を諦めなくてはいけないという切なさも、まさにこれぞミュー
    ジカルといえるくらい圧倒的な力で表現されていて素晴らしか
    った。
   どこからこんなに魅力が出てくるんだろうと思うぐらい舞台の
    上で魅力をだせる人。
   魔法の力を持っている女優さんだなと思う。
               (オサさんの部分だけ取り出してみました)

そうなんです。オサさんファンはその魔法にやられっぱなしなんです。

 AZUママ 『黄色い本』によると『チボー家のジャック』の日本での
  初版は1956年で、66年には38版ですって!
  『マルテの手記』なんて読みましたよね。あ~リルケだわと今の私
  が感動しています。

チボー家

突然『チボー家の人々』を読みたくなった。
しかし白水Uブックスといえども全13巻  じゅう~さんかん
こんなに長編だったのね。
ただひたすらサクサク読んでいった若い頃の気力、今はもうないわ。

それではと、中学時代の図書室で大人気だった『チボー家のジャック』
の再読といこう。クラスのほとんどが夢中になったジャック。

高野文子氏の装丁によって新装復刊されていました。

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Amazonで、「よく一緒に購入されている商品」表示につられて右側
の『黄色い本』(高野文子)も購入してみた。
マンガは眼がチラチラとちらついて苦痛だぜ。
絵も好みじゃないけれど、主人公のジャックへののめり込み具合が、
ジャックと出逢った時の私やクラスメートたちと笑っちゃうぐらい似て
いるのが懐かしい。一気に当時へとタイムスリップ。

 AZUママ 初舞台の口上の日程が出たのですね。
  私の観劇日は残念ながら別の日でした。最近の私はあれにも 
  これにも行けなくて、この日曜は『虞美人』なのですが恐れてます。

 たぷろうさん マッキンのブーリン家を憶えてないとはトホホだわ。
  たしかBBCのTV版。字幕がなかったので事の次第がいまいち
  理解できなかったのよ。
  T川さんにばったりお逢いしましたよ。溌剌!キラキラでした。

イヤな女と男

リリースされた頃に予約しておいたのが、今頃になってやっと順番が
まわってきた二作>楽天レンタル。
『ダウト~あるカトリック学校で~』 『ある公爵夫人の生涯』。

HDDが壊れたままなのに、DVDプレイヤーを修理に出せないでいる
のは、こうしてDVDを見たいがため。
PCはDVDを見るソフトが何故か立ち上がらなくなって、いったいどう
しちゃたのよぉ?

『ダウト~あるカトリック学校で~』

2005年のトニー賞プレイ部門で作品賞、最優秀演出賞、最優秀主演
女優賞・助演女優を受賞した作品を映画化したもので、監督と脚本は
原作の『ダウト 疑いをめぐる寓話』で、同年ピュリツァー賞(戯曲部門)
も獲得したジョン・パトリック・シャンリィ。

メリル・ストリープ嫌いのあの中野翠が、どこだったかに書いていた。
メリルはイヤな女に限る。イヤな女を演るとすごくイイのよ。好きなのよ。

確たる証拠もなく、疑惑だけで神父を追いつめていく修道女で校長の
メリル・ストリープ。
そのイヤな女を眼の動きで演じきってしまうメリルに圧倒されっぱなし。
追いつめられる神父のフィリップ・シーモア・ホフマン(最近好みに変化
がおきて、この役者大好き)も負けてはいません。
神に仕える者同志のバトルは息をのむほどに壮絶。

二人の成り行きを見つめる、修道女の若い教師のピュアな精神。
差別された時代を生きている黒人の生徒の母親。
それぞれの見せ場から、BWの舞台はこれら4人だけの室内劇だった
というのがうかがえる。

時代背景はケネディ大統領が暗殺された翌年だ。
公民権運動、第2バチカン公会議と、アメリカ社会がそしてカトリックの
精神世界が大きな変化を遂げていく歩み始めの時代であるところが要
なのだろうが、それらを考えなくても役者の技量で見ごたえたっぷりの
作品だった。

興味深かったのは、特典に収められていた愛徳修道女会のシスター
たちへのインタビューだ。
今は修道会によっては、ベールに修道服ではなく、シスターといえども
普通の服装なので一見して修道女かどうかの判断がつかない。
インタビューにこたえる4人のシスターたちも、紺やパープルのJKの下
はカラフルな色合いの装いだった。
余談ながら、母の学生時代の写真を見ると、写っているシスターの顔
は額も頬もほとんど隠れるぐらいベールで覆われ、これで動けるのかと
いうほどのそれはそれは重装備な修道服なのだ。
私や小豆が入学した時代は、かなり簡素化されていたが、それでも入
学試験の面接で、テーブルの向かいに居並ぶ黒づくめの修道服が不
気味で私は泣いた。

インタビューでシスターの一人がおっしゃる。
第2バチカン公会議は、服装だけではなくそれまでの修道会での生活
をがらりと変えた。
最初はゆっくりだったけれど、突然急激に変わりだした。
戸惑い「待って」「何のためにそうするの」と思うこともあったが、少しず
つ変化を受け入れてきた。もう元へは戻りたくない。

そうなのか。。。
教会からも修道院からも神が消えていく。曽野綾子の「不在の部屋」を
読んだときには結構衝撃を受けたぞ。
発売当時、曽野さんの出身校である聖心がモデルかと言われたが、
そうでもありそな、なさそな。
曽野さんは、世俗にまみれない精神の世界に生きる修道女たちのあり
かたを問いたかったのであろう。

映画の中でもチェンジという言葉がとびかう。
時代が大きく変わるとき、新しい空気をいちはやく取り入れられる者と
それを苦々しく思う者。そこにはぶつかり合う精神が生じる。
神に仕える者を描いているだけに、そのような時に神の存在は?と気
になるところだ。
終盤、修道女にも神父にもいい台詞が用意されていて、DVDを買って
もいいかな~と思えたのでした。

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イタリアの上流階級の寡婦の服装で、映画のモデルとなった
愛徳修道女会はこれを修道服にしたんですって。
ベールではなく帽子が可愛い。


 『ある公爵夫人の生涯』
イヤな男を演じるレイフ・ファインズもいい。

光陰

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クリスマスの食卓に華やぎを添えてくれたポインセチアが、未だに
蕾を次々と開花させているので一瞬季節がわからなくなる。

もう春ではないですか。
あ~あ、今年もお雛さまを飾らなかった。
早く飾れ、飾らないとお雛さまが仇をするわよと、うるさく母から
責っ付かれることがなくなるとこのザマ。


たぷろうさんのブログへ遊びにいってみたところ、あの人ったら
相変わらずスティーブン・マッキントッシュは放置しっぱなしで、只今
ジョニー・ウィアーに嵌っている真っ最中でしたわ。
夜明けまでニコ動でウィアーの動画を見続け、あげく無限ループに
陥ってと。
ひゃっ!ひゃっ!私も、同じくです。

ウィアーを我が家ではヒメさまと呼んでましたよ。ちなみにエヴァン・
ライサチェクのことはイコンさま。ギリシア正教徒と訊いて納得。
あのイコンみたいな容貌には、脳内の崖っぷちに建つ正教会の鐘
がガランゴンなり響きましたからね。

プルシェンコを見て思い出したのは、たぷろうさんもやっぱりCCさん
のことでしたか。
プルシェンコが乗った西武線の車両だけ女子どもで満員で、プルは
CCさんがあげたTシャツを着ていたなんてことを憶えているわ。
かれこれ10年前のことですよ。

赤坂も変わっちゃって、当時の坂ではなくなり、月並みだけど
光陰矢のごとしとしか言いようがないですね。


2000年当時の、赤坂の地下鉄を出たところの画像が出てきたの
で貼っておこう。
上のほうにみえる青いのが当時の赤坂ACTシアターです。
懐かしいねぇ。

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ホリプロの社員3人に守られて、レイフ・ファインズが歩いて来るの
が見えますか。(黒JKにベージュのパンツ)。
このぉ!嵌り体質というかミーハー気質というかまったく。。。

 拍手を入れてくださった方、有難うございます~

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