2010年04月

20th Anniversary Live

青い空。新緑に白い花。ああ爽やか。

「ファニー・ガール」の千秋楽後におこなわれたトークイベントが、大阪で
は1月だったので、あれからまる3ヶ月ぶりのオサさまお目見えとなるわ
けだ。
この間、あの方は宇宙船に乗って、遥か彼方の天体に飛び立っておりま
すということにしておいた。

勇んで飛んで行きたいところなのに、私は行けない。
このイベントと、ずっと先の越路吹雪トリビュートコンサートまでの間に
何かがあることに期待して、Sさまからのご報告を待ちましょ。


拍手を有難うございます

 AZUママ
  白いペンキにアンティークレースのカーテン、それに木漏れ日を
  付け足すと、やっぱりチェーホフの世界だわ~
  花柄のソファーなんぞを置いたら、たちまちローラ・アシュレイっぽ
  い甘ったるさになるので困ります。自室はこれで失敗。
  口上の日はもれなくご主人さまも? 口上は、スカステでの初日の
  映像しか目にしませんが、全員のを撮ってもらえるのかしら?
  お留守番のお母さまの理論責めに負けないで。オロオロ~

 Sさま
  モッキンポット師、そういえばいましたね。悪がきも。懐かしい!!
  蜷川氏も満身創痍だとおっしゃるし、麻実ターコさん、お稽古場は
  地獄だったそうですが、井上作品に出演できてほんとによかった
  ですよね。ただいつの日か春野寿美礼もと思っていたのに夢に終
  わってしまったのが残念です。『兄おとうと』のウタコさんもいい役者
  さんになられて。『サド公爵夫人』の母親もなかなか良かったです。
  一昨年だったかのジュディ・デンチのこれは、批評家の鞭にバシバシ
  やられてました。

遅筆堂

先日亡くなられた井上ひさし氏。
『箱根強羅ホテル』の初日まで、あと1ヶ月と少しという頃にこんなことが
あったのでした。

             ⇒☆  (過去のブログより)

井上氏がお帰りになられてから、山口ちゃんと同時に発した言葉は「ホ
ン、まだ書いてない

この時のすさまじい遅筆ぶりも、後日出演者が話していましたが、それで
も初日の幕は開いたのでした。

私はここ数年は、氏の作品をTVの舞台中継でしか観ることができません
でしたが、長くご覧になってこられたSさま、新作を観る楽しみが消えてし
まいましたね。

やすらかにお眠りください。



拍手を有難うございます

 名無しさま
  ほんとうに「よそんちの歴史」のあれやこれにオサさんをキャスティ
  ングしてみて一人で楽しんでいますが、現実になってほしい。ストプレ
  に目覚めてほしいと切に願ってます。 梅芸に行くたびに、座席におい
  てあるアンケート用紙に、春野寿美礼でこれが観たいあれが観たいと
  書いてきちゃってます。またコイツかと思われているかも

 AZUママ
  遺書という新手に出ましたか。AZUママの声を吹き込んで、常に聴い
  てもらって傍にいる感覚にさせるというのはどうでしょう。
  先生は、なーちゃんの時代の名ダンサーでしたよね。組配属も花組
  で、花組とは縁が切れないのでは? まぁそうおっしゃらずに。
  トップさん、同期の互助だと思って

とりとめなく続きを

ライラックが花盛り。
背丈が高くなりすぎて、高みの枝先に咲いた花を仰向いてひっくり返りそ
うにならないと眺められない。
枝をいくつか切って花瓶に挿すと、あたり一面がい~い香りに。

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母ご乱心、落ち着いてPCを開くことができないでいた間に、千秋楽を終
えてしまった『ヘンリー六世』。

新劇(この言葉、今では死語ですか?)にも、イケメンがおるではないの
と感動。ランカスター側にいた長身で、声質、発声、滑舌のいい美丈夫
(これも死後?)が目に鮮やかに焼きついてはなれません~
ローブをひるがえして歩く姿が長身ゆえにサマになって素敵。サマセット
公爵と呼ばれていたわね。どれどれ、休憩時にパンフレットを繰って役者
の名前を確認しましたさ。
おっ、文学座の星智也だった。

ヨークの三人の息子達もこれまたイケメン揃い。
文学座にいた長谷川博巳 (フランス王シャルルとの二役)、そして池内
博之(サフォーク伯爵との二役)、高岡蒼甫。
王座を奪い取った父親ヨークの傍らに侍る3人のなんと美しいことよ。
高岡演じる、後にリチャード三世となる傴僂で異様な外見の息子でさえ、
その心を覗かなければ顔は美しいのだもの。


そもそも王の資質に欠けていたとはいえ、ヘンリー六世が書物に逃げこ
み、祈りの日々を過ごして、現実から目を背けていたい気持ちもわかると
いうもの。

フランスに勝利し、国内を平和に治めていた前王ヘンリー五世の後を継
いだのが、生後9ヶ月の時。
摂政となったのが薔薇戦争の火種に近しい人物たち。
血縁は憎しみを倍増させる。

そしてフランスから迎えた妃は、持参金なしのうえ、こともあろうかイング
ランド側の領地となったフランスの一部を、フランスに返還するという条件
のもと嫁いできたのだ。
客席で観ていた私でさえ、あらあらそんなぁ~とずっこけたのだから、領
地の返還についてはサフォークが隠していたとはいえ、あからさまになっ
た時のイングランド王家、とりまく貴族達、国民はさぞかしイカったことだ
ろう。

さらには、妃のマーガレットがサフォークと愛人関係になったことは、サフ
ォークの権力志向をも増長させる。そんなサフォークと共にマーガレット
はイングランドをひっかきまわす「女の皮をかぶった虎の心」へと変身して
いくのだから。

王宮のすみにたたずんでいるだけで、大竹しのぶのマーガレットはクセの
ある女そのもの。
不当なことをするヤツは、いつでも襲いかかって叩きのめしてやる。
睥睨しながら息を詰めて様子をうかがう雌の獣だ。

愛人サフォークが殺され、その生首をいとおしそうにふところに抱いてい
るかと思えば、マーガレット自ら玉座に座り、生首をふところから出して玉
座に載せてみたりと、することが大胆不敵な女なのだ。

ところが、歩きざまにポ~ンとそこにいる人物に生首を投げて行った。
愛した男の生首を。バスケットボールのパスじゃないんだから。
感情の起伏が激しい女だ。

ヨークへの復讐も壮絶を極めた。
なすすべもなく横たわっている男に紙の王冠をかぶせて、憎悪の塊となっ
ていたぶる様は、大竹しのぶ、野獣だった。

それもこれもあれも。
王冠をめぐっての権力争いは殺戮につぐ殺戮の連鎖、そして寝返り、か
と思えば寝返りに見せかけての陰謀が繰り広げられている真っ只中にあ
って、マーガレットにしたらただ守るために闘っただけよ、夫は守ってくれ
ないのだもの。それだけのことなのだろう。
夫ヘンリー六世の王座を、王妃の座を、愛人サフォークを、やがては王
位を継がせる子供を、守るため。
だがみんな殺された。

国土であり、利権であり、民族の血であり、宗教であり、奪うものと守るも
の。現代に亘ってなお地球上のどこかで、こうして血塗られた紛争が繰り
返されている。
シェイクスピアの史劇を観ながら今を見ているようでもありました。


Amazonに予約しておいた『1Q84』BOOK3はきっちり発売日当日に届
いた。
青豆、天吾のチャプターに、牛河が加わり三者交互の物語となっている。

牛河といえば、前作では自民党の大村秀章のイメージで読んでしまった。
(「たけしのTVタックル」にこの議員が初登場したときの衝撃ったら。発言
ではないのよ。ムニャムニャ。。。自粛
中野翠は、柳屋敷のマダムをイメージするなら金美齢だと書いていたけれ
ど、私は梨花ますみだった(宝塚ファン限定なりのたとえ)。
どうしたって梨花ますみの台詞まわしに乗ってマダムの言葉が飛び込ん
できたのよ。どうしたものよ。

拍手を有難うございます

 AZUママ 毎日戦いですね。
  最近は宝塚を観に行っても癒されないし。やっぱり私は、この人が
  好きというお目当てがいないと宝塚は観られないような。。。
  でも行くのだわ月組 バトラーのたとえで覚悟を決めたよ~

思いつくまま、まとまりなく

『ヘンリー六世』

作 W・シェイクスピア
演出 蜷川幸雄
翻訳 松岡和子
構成 河合祥一郎

ヘンリー六世 上川隆也
マーガレット 大竹しのぶ

開演12:30 終演20:30
3部作を2部に構成しなおし、休憩を挟んで上演時間6時間半。

イングランドとフランス間での百年戦争。イングランド国内では薔薇戦争
の時代。人物相関を理解できるのか不安ながらも、テキストを読んだとこ
ろで、どうせ途中で挫折するに決まっている。ぼんやりとした知識だけで
観劇。

目に眩しい純白の舞台。鮮やかな血の色の赤。
天から降ってくる白百合、紅薔薇と白薔薇。
やはり蜷川演出の「タイタス・アンドロニカス」、だいぶ前に観た「リチャー
ド三世」の舞台を思い出させる。

フランスと、イングランドのランカスター家が絡む場面は白百合と紅薔薇
が、ヨーク家が絡む場面には白薔薇が降り、後半はほとんどがイングラ
ンド国内の話になるので紅薔薇と白薔薇が降ってくるといった具合で、蜷
川氏がおっしゃるところの「よそんちの歴史」を日本人にも視的から理解
できるようになってはいました。
ががが、後半になると王も王妃も側近も、敵対するヨーク側も胸元にコサ
ージュのごとく薔薇の花をつけているのは、どういうわけなのか?
そこまでくどくしなくても、たとえよそんちの歴史でも、この時点では観客も
人物相関を理解できていると思うのですが。視的説明過剰。

またある時は、戦いにつぐ戦いの物語の象徴のように、肉塊がまるで舞台
を埋め尽くすかのごとく落下してくる。

舞台上に降り注いだ白百合や紅薔薇、白薔薇、そして肉塊は場面が変わ
るごとに、彩の国さいたま芸術劇場のゴールド・シアターの数人が掃除婦
に扮して片付けていく。殺戮の連鎖で傷つくのは当事者たちだけではなく、
国土であり一般の人々でもあるのだということを表しているらしい。

ところで、ランカスター家(紅薔薇)とヨーク家(白薔薇)の争いの遠因は、
リチャード二世の時代にあったのだと、吉田鋼太郎演じるヨークの台詞で
知った。
ヨークの台詞にいちいちうなずきながら、私は脳内に広げたうろ覚えの系
図の人物を確認してみる作業にいそしんでしまった。
一気に視界晴れ晴れ、スルスルスル~と血の繋がりが理解できたのだ。
(ほんとうか?)

シェイクスピアの『リチャード二世』で、ランカスター家のボリングブルックが
時の王リチャード二世に追放されるくだりでの台詞は泣かせた。

 イングランドよ、なつかしの大地よ、さらばだ。
 。。。母よ、乳母よ、お別れだ。

ところがボリングブルックは狡猾な策士だったのだ。
追放先から帰国すると、王にだけ許されている権利を行使したあげく、リ
チャード二世を捕らえて幽閉し自ら手をくだすことなく殺害させた後、彼は
ヘンリー四世として即位してしまう。ここが火種だったのだ。

ヘンリー六世よ、これがおじいちゃんだよ。
(どこかで聴いたことがある台詞、いやアドリブだ。『ASIAN WINDS!』)

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アルメイダ劇場来日公演『リチャード二世』でのボリングブルック
(ヘンリー四世)はライナス・ローチだった。

であるから、ヘンリー四世の孫であるヘンリー六世は、王冠をヨークに還
すべきである。正当な王位継承はヨーク家にあるのだからと、ヨークに畳
み掛るように迫られたヘンリー六世は、言葉なく身を縮めるばかりで、妃
のマーガレットにいくじなしとなじられていた。

マーガレットの大竹しのぶはいつもの大竹しのぶなのだけど、台詞のリズ
ムが心地よくて、英語で聴いたとしてもマーガレットの台詞はこのリズムな
のではないかと思わせるのだ。

聖職者こそがふさわしいと言われ、夢想家でもあったヘンリー六世が、精
神の安定を失っていきながら、幽閉された身で書物だけにすがっている姿
が痛々しい。
羊飼いだったら。。。 王がそんな人生を望んでいる。王座にありながら
王の資質をそなえていない王なんていくらでもいたけれど、この王は乱世
に生まれたのが悲劇だった。

出演者が、舞台から客席に転がり落ちてくる場面が何度もあって、思わ
ず足を縮めて固まる。
戦場で目にした憎悪と殺戮の連鎖に「国民よ、国民よ」と慟哭するヘンリ
ー六世のローブがしばらく私の足に覆いかぶさっていたのは嬉しかった 
目の前の上川隆也にうっとり。
彼の舞台は新感線の『SHIROH』以来なのだわぁ~

まとまりなくつづく


拍手を有難うございます

 AZUママ
  どこかキーに触ってしまうと一瞬で消えるのよね。
  私も年中のたうちまわってます。
  我が家は、なんとなく空気で察するのか、私が外出する日の前夜
  が恐怖です。とうの昔に亡くなっている親類、友人、夫までもが
  揃って帰って来るらしくて、その準備におおわらわで私を寝させて
  くれないのよ 準備を手伝わない私はどうかしているんですって
  私がヘンなんですって。お~お~でっせ~

 Sさま
  若衆姿の色っぽさ、日本物のショーは宝塚の宝だと思います。
  ああ無常~♪のところの振りにどれだけときめいたか。
  私もあれから2005年のTCAばかり見ています。
  風が吹く嵐が丘に~♪ 家の中でも犬の散歩でも、こればかり
  歌っていると、あら~不思議。オサさんが本舞台から銀橋に出て
  くる歩き方になっている私がいます へへ~
  次のラム~ル ラム~ル~♪の出だしまでが耳から離れません。

     

花びらの幻

美容院の予約時間が迫っていたので、シャッターをバチバチバチと
切って、あたりをぐるんと見渡しただけで通りがかりのお花見。
この場の滞在時間2分。せかせか~せかせか~
いつもせかせか、気持ちも身体もつんのめってます。

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。。。。。。そのきさらきの もちつきのころ 

桜といえば西行だったのが、あの時、ヒュラララ~ヒュラララ~とどこ
からかフルートの音が。
もういけません。寺田/酒井の名曲。

 たゆとう水に姿をうつし 色ます水鏡 はかなくも夢に散りゆく花哀れ

桜の花びらが舞い散る下で、私だって踊ってみたい。

東京公演を観るたびに、春日野八千代は休演だった。
この場面、春日野と麻実の二人の若衆は、舞い散る桜の花びらの幻
なのだ。
この世のものとは思えぬ美しさなのだ。
代役は、最後までとうとう振りを覚えなかった。
セリ下がっていく時の立ち位置ぐらいは覚えてほしかったわね。

なんていうことまで憶えている、そのきさらぎの望月の頃。


拍手を有難うございます

 名無しさま
  有難うございます。誕生日は安物ワインだけで祝いました。
  母は、妙なスイッチが入ると、私を産んだことも、自分の夫が死んだ
  ことも忘れます。

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