2010年10月

ドロン

日ごろ昼間はまったくTV(いまだアナログ)を見ない。
家人が休みの日は、朝っぱらからつけっぱなしにザッピングの嵐なの
で、その反動からか。
友人から『愛と青春の旅だち』の新人公演は、今夜のニュースだけだ
よ(著作権ものはなにかと煩わしいのね)とのメールが入ったので慌て
て録画予約をするためにTVをつけてみたところ、画面にアラン・ドロン
が。見た記憶のない映画の場面だ。
TVのまん前で突っ立つたまま見ていると、今から刑場に連れて行か
れるところらしい。
見送るジャン・ギャバンにドロンは最後の言葉をささやいた。
『死にたくない』と。
なんと処刑はギロチンだった。
ひぇーーー! フランス革命あたりの背景ではない。現代物だ。

フランスで死刑が廃止になったのは、大統領がミッテランの時代だった
と記憶している。80年代だ。
この時まで死刑執行はギロチンで行われていたとは、革命時の遺物だ
とばかり思っていた。

鋭い刃が不気味な金属音をたてて落ちてきたところでクレジット。
『悲しみの天使』で神父だったミシェル・ブーケの名があった。
こりゃぁはじめから見なくては。
タイトルは『暗黒街のふたり』という。
いつものネットレンタルを探したけれど置いてなかった。
たぷろう家にはあるかな? ドロンだよドロン。
マイナー俳優フェチのたぷろうさんが蒐集しているはずないよね。

若い頃はチンピラ感が拭えないドロンだったけれど、『パリの灯は遠く』
で不条理な悲劇に生きる男を演じられるまでになっていて見直した。
『暗黒街のふたり』もその手の作品のようだ。
『パリの灯は遠く』に出てくる謎めいた女が、これは。。。とうこちゃん?
。。。安蘭けいが60歳ぐらいになったらこうならない? そんなジャンヌ・
モローでした。
その昔、ジャンヌ・モローと、恋人だったピエール・カルダンと、とある企業
のオーナーと、母と、あと2人ぐらいいたか。。。お茶する席に学校を休
んで私も同席したなんてことがあったのだわ。

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 ↑『パリの灯は遠く』


拍手を有難うございました

  

スター製造

階段から落ちた拍子に(たった1段です)足をぐねって3週間目。
骨折もなくひびも入っていないというのに、腫れと痣がひかなかった。
なかなか痛みもとれず、母のために家中に張り巡らした手すりにすが
って歩いて、やっと室内移動の日々だった。
どうにか歩けるようになったので行ってきました宝塚。

星組『花の踊り絵巻』。
日本物はいい。好きなのよ。
着流し若衆の色香に酔うぜ~
出演者が揃ってしなりしなりと銀橋へのお出ましでは、着物の裾が
揺れるたびにちょっと捲れ気味になって恥らうの。こっちが。
それこそ小学生だった頃からお目目釘付け。ああ酔いまくり。
終盤に曲調がダン・ダダ・ダンとボレロに変わる瞬間に、私の気分は
最高潮に達するのだ。
それが今回は、あろうことかボレロになったかどうなのかを憶えてい
ない。変わった瞬間を聴いたような気もするけれど、あまりにも視覚に
とらわれすぎて記憶を保てなかったのか。
だって、紅ゆずるの若衆がニヒルで。ニヒルで。
薄っすら笑ったあのニヒルさには、眠狂四郎だって負けてます。

なんとも懐かしい『花の舞拍子』の主題歌。
ある時の麻実ターコさん、この歌詞を忘れてチンチロリン~と歌いつ
ないだ思い出の麻実れい遥くららお披露目公演の演目であります。
酒井先生寺田先生コンビの日本物の曲は、思い出に残るものばかり。
曲がいいと舞も映えるというもの。

初日を観た友人からの第一報メール『紅爆上げ』を目の当たりにして
納得至極。 歌いながら銀橋を行き、セリ下がりあり、セリ上がりあり。
フィナーレのラインナップでは銀橋センター寄りに。まぁいつの間に。

『ヘイズコード』だったか、金髪にオールバックでオサさんの『不滅の棘』
のエロールみたいなのがいるけど、あれは誰?
紅ゆずるというらしい。それでも本公演では、どこにいるのか見つけられ
ない。まだラインダンスで踊っているんだ。。。沈黙。
それが~
やっと新公の主役を経て、ただ今驀進中いや爆進中といったところだ。
スター製造工程、ベニーラインはフル回転です。
芝居ダンス歌、三位一体頑張ってね。

斜め後ろに轟さんがご観劇。
この位置関係での遭遇はオサさんサヨナラ公演以来だ。

『オネーギン』どうなのかしら?
レイフ・ファインズの妹のマーサが監督した映画『オネーギンの恋文』は
見た。
当時、配給会社に掛け合って、字幕を入れる前のVHSを手に入れては
みたものの、映像全体のビジュアルばかりが勝って、レイフのくるくるプ
ーシキン頭髪は似合っていないし怪演ぶりに笑った。

轟さんもプーシキン頭髪だった。
そっと振り向くと、カールのかかった前髪が額にかかっている。
お隣の方とお話している笑顔の眩しいこと。


オサさん退団と同時に購入を止めた『宝塚GRAPH』を買う。
エスティーローダーのスキンケアのリニューアル記念のモデルでオサ
さん掲載。あら、いいじゃない。
早速トークイベントに申し込んでおいた。
申し込み者だけではなく同伴者の生年月日も記載。。。
今さらこの化粧品を使ったところで効果なしと思われる年齢層は、当選
からはじかれるのよね。きっと


拍手を有難うございます

 いとさま
  ほんとにお久しぶりです。
  お名前もサイト名も変更されていらしたのを知らずにごめんなさい。
  カズオ・イシグロ作品、予告編を見る限りでは学校も風景もまさに
  英国で、『日の名残り』を思い出させる映像でしたね。
  舞台は英国ですし当たり前ではあるのですが、ストーリーが衝撃的
  なだけに、斬新な監督の手にかかったらちょっとひくなと思いながら
  映像を見たのでほっとしました。
  この本を読みすすんで彼らの「生」を理解しはじめた頃、ちょうど映画
  の中で青年が叫び声をあげる場面のように、私もうめきから叫びにか
  わる声をあげたかったです。

わたしを離さないで (東京国際映画祭)

東京国際映画祭サイトで遊んできた。
ぼんやりとコンペティション部門の出品作を見ていたところ、パタリ
とスクロールしている手が止まった! お目目キラリっ!!

なにぃ!! 『わたしを離さないで』ですと!!
カズオ・イシグロのあの小説が映画化されたのか!!

知らなかった!!
映画の情報源であるたぷろうさんが、このところとんと映画離れして
いるせいで、これぞの情報が入ってこないんですものと人のせい
そういえばついこの間IMDbをうろついていたばかりなのに。
原題『Never Let Me Go』だというのに。
日本語じゃないとピンとこないのよ!

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原作を読んだ時には、登場人物たちにかせられた運命の重みと残酷
さに胸がつぶれる思いだった。
日本での公開は2011年。 一押し一押し。。。と私が騒ぐまでもなく、
すでにアカデミー賞候補になっているらしい。

こちらで予告編が見られます ⇒☆

たぷろうさん、たぷろうさんがお嫌いなキーラ・ナイトレイご出演です。
売れっ子ですね。


拍手を有難うございます

 もにさま
  あの文体、もろ須賀敦子ですよね。著者がギンズブルグだという
  のをうっかり忘れてしまいそう。イタリア語が読めたら原書と読み
  比べてみたいのに、私にはできません。残念。
  東京會舘、ご参加されたのですね。もにさまが感じられたことを伺
  って、私もポジティブにとらえようと思いなおしました。
  仕事量ではなく成果、なんて考えると、成果を期待しすぎて見つめ
  ていく目がさらに厳しくなってしまいそうですが。。。いつまでもヒヤ
  ヒヤ感が伴う方。ただただ見守りましょうね。

 AZUママ
  ターコさんと同時代のお姉さま方、みなさん歌えるんですもの。
  そう、買い込んでいれば、デザインを思いついた時にすぐ取り掛か
  れますね。作り溜めしておくこともできるわ。
  びわこホール大好きです。ロビーから眺める比叡山に沈む夕日、
  琵琶湖に映し出される一刻ごとに変わっていく日没の風景、
  それが見たくて、行くときは夜の部よ。
  星組の初日をご覧になった友人からのメール『紅、爆上げ!』。
  買ってあるチケット数はこなすけど、買い足す気にはなれないとか。

ご機嫌はいかが?

10月も5日が過ぎて、金木犀が真っ盛り。
金木犀が散ると、そこはかとなく慎ましく香る銀木犀の出番だ。

カレンダーを2枚めくると師走。そして今年が終わるのね。

Amazonから2011年のカレンダーの案内が来たので、例年と同じく
ターシャ・テューダーを購入。

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ターシャは亡くなられてしまったけれど、ニューイングランドのターシャ
の庭の四季を私は日本のキッチンから楽しむのだ。
撮りおろしじゃなくたっていいの。

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オサさんの東京會舘でのイベントに、友人たちはそれぞれに事情があ
って参加されませんでした。
私はといえば、母のための泊り込みの家政婦さんには、過去の経験か
ら懲り懲りしたのでもうお泊り遠征はできない

イベントの様子は、参加された方がブログにUPされたのを読ませて
いただこう。。。と、思っていたこともどこかへ吹っ飛んだぁ~~
スカステで寺田瀧雄メモリアルコンサートを観てしまったから。

コンサートを客席でご覧になった友人から訊いてはいた。
訊いてはいたけど、ターコさん。。。そりゃぁ主催者側は麻実れいの
出演を望むだろう。 だとしても、もう歌は。。。言葉を濁すにも悲しい
現実。
まぁいいか。彼女は演劇人。心を落ち着かせなければ。

寺田先生の曲は青春でしたと司会の鳳蘭が言っていたように、私の
青春でもあった。

『セ・シャルマン』『命ある限り』を聴くと胸がキューンとなる。

 紫の花ぶさが 風にゆれて~

愛おしそうに娘役を見つめるツレちゃんの包容力、これぞ男役だ。
某所にUPされている『セ・シャルマン』のプロローグとフィナーレの
映像を見てみると、おや、遥くららが初々しくも目を惹く存在で、でも
まだ3人口で男役に挟まれて歌っているではないですか。

さてさて、オサさまイベントでのご発言などを伝え訊くところによれば、
その場にいたわけではないので何とも言えないが、よく呑み込めない
ながらも、どなたかがおっしゃっていた「世間知らずなんだから」。その
ものだなぁと感じてしまう。
それ故にファンとして、見守っていかなければとの使命感に燃えられる
のだわん。身勝手なファンです。

やはり私め、どことなくご機嫌ななめでありますな。


拍手をありがとうございます

 azuママ
  アトリエ、羨ましいです。手作り品が完成するまで出しっぱなしで
  いられるからはかどりますものね。
  もうすぐ初日。 私は10日。日本物が楽しみよ。
  出演場面はご連絡がきましたか? 観る前に教えて下さい~

  萌ちゃんはパリなのね。『食べて祈って恋をして』見てないです。
  私はもっぱらレンタル。今手元にある『ヒットマンズ・レクイエム』が
  気に入って、DVDを買いたいと探したけどどこにもなくて諦めてい
  たら、8日にWOWOWで放送されるのよ~
  ブルージュの町がおとぎ話のように美しくて、キャストの意外さ、
  照明、BGM、みんな好み。なにより脚本が良いの。
  殺し屋のお話なんですけど  
  哲学?どうだろう? 哲学が邪魔して自己破滅となった殺し屋かな。

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