昨日の続き。
2009年トニー賞、リバイバルプレイ部門でノミネートされていた
作品の「メアリー・ステュアート」はどなたの戯曲?
もしかしてダーチャ・マライーニ?なんて一瞬頭をかすめたが、
そうではなかった。
シラーの戯曲をピーター・オズワルドが脚色した舞台だった。
リバイバル賞に意味があるのは、あちらの演劇人における脚色
が素晴らしく優れているからなのよね。
昨年WEで上演されたジョナサン・ケント演出の「オイディプス」も
新訳が注目され絶賛だった。
「メアリー・ステュアート」の舞台映像を見てみると(左コンテンツ
のVIDEOから) ⇒☆
おや男優陣は現代のスーツ姿。
メアリーとエリザベス、この女優たちを観ただけで、あちらの戯曲
はあちらの演劇人が演じてこそなんて日本人として自信なくしてし
まうなぁ。べつに私が自信をなくしたからって、それがどうした?
ここで蜷川氏が語っていることも、どうすべぇとうろたえるわ。
「外国の上流階級の女って、しびれるくらいカッコイイんだよな」
分かりきっていることをサラッと言ってほしくないのよね。
「俺の『コースト・オブ・ユートピア』のイメージは、これだからね。
これをやってほしいわけ」
蜷川氏のイメージをぶち壊さないよう、帝政ロシアの貴族の女たち
に化けてほしいものだけれど。。。
あちらのいい女なんて、そりゃぁもうたとえばヴィスコンティの映画
に出てくるシルヴァーナ・マンガーノやイングリッド・チューリンにし
たって、太刀打ちできるアジア人がいるとは思えないのだ。
2009年トニー賞、リバイバルプレイ部門でノミネートされていた
作品の「メアリー・ステュアート」はどなたの戯曲?
もしかしてダーチャ・マライーニ?なんて一瞬頭をかすめたが、
そうではなかった。
シラーの戯曲をピーター・オズワルドが脚色した舞台だった。
リバイバル賞に意味があるのは、あちらの演劇人における脚色
が素晴らしく優れているからなのよね。
昨年WEで上演されたジョナサン・ケント演出の「オイディプス」も
新訳が注目され絶賛だった。
「メアリー・ステュアート」の舞台映像を見てみると(左コンテンツ
のVIDEOから) ⇒☆
おや男優陣は現代のスーツ姿。
メアリーとエリザベス、この女優たちを観ただけで、あちらの戯曲
はあちらの演劇人が演じてこそなんて日本人として自信なくしてし
まうなぁ。べつに私が自信をなくしたからって、それがどうした?
ここで蜷川氏が語っていることも、どうすべぇとうろたえるわ。
「外国の上流階級の女って、しびれるくらいカッコイイんだよな」
分かりきっていることをサラッと言ってほしくないのよね。
「俺の『コースト・オブ・ユートピア』のイメージは、これだからね。
これをやってほしいわけ」
蜷川氏のイメージをぶち壊さないよう、帝政ロシアの貴族の女たち
に化けてほしいものだけれど。。。
あちらのいい女なんて、そりゃぁもうたとえばヴィスコンティの映画
に出てくるシルヴァーナ・マンガーノやイングリッド・チューリンにし
たって、太刀打ちできるアジア人がいるとは思えないのだ。